薬剤師の将来像

薬剤師の方は、「薬剤師の将来像」についてどう考えているのでしょうか?日本薬剤師会が平成23年に行ったアンケート調査の結果を紹介します。

あなたは、薬剤師の将来像を考える上で、何がキーワードになると考えますか?

出展:日本薬剤師会「薬剤師の将来ビジョンに関する薬局薬剤師向けアンケート調査」
調査期間:平成23年11月~ 12月
調査対象:2,224薬局
調査薬剤師:805人(男性500人、女性305人)

  • 高齢化社会の進展が75.9%で1位
  • 次いで国の財政ひっぱくが70.7%2位
  • 薬剤師過剰の懸念が39.8%で3位

高齢化社会の進展と財政のひっぱくが7割を超える回答に

高齢化社会の進展と財政のひっぱくは設問上は切り分けられていますが、実際は高齢化社会の進展によって、社会保障費の増大が起こり、それによって財政のひっぱくが起きているというひとつの問題としてとらえることもできます。

薬剤師の方も、この状況が薬剤師の将来像に大きな影響を与えると考えているようです。

社会保障費を抑えるためには、必然的にセルフメディケーションが重要になってくるため、薬剤師がOTCなどの知識を持ち、地域の健康相談をしながら、在宅介護や医療の分野にも積極的に役割を拡大させる必要があると考えているのではないでしょうか。

3位に薬剤師過剰の懸念があがっている

薬剤師の方本人に大きな影響を与えるのが、薬剤師過剰の問題です。すでに先進国の中では薬剤師の数はトップクラスになっているが、それでも日本の薬剤師数は年々増加の一途たどっています。

今は売り手市場で転職をした際に年収アップすることが多いのですが、数年後、10数年後は、逆に薬剤師の単価が下がり、年収が下がるということも考えられるのです。

薬剤師の方は、今のうちに専門特化した技術や経験を積んでおくことが一番のリスクヘッジと言えるでしょう。