薬剤師転職理由をポジティブに変換する方法
薬剤師転職の面接時に聞かれる質問では、「なぜ、転職を考えられたのですか?」というものは避けては通れません。
本音の理由は?
- 「給料が安かったから」
- 「人間関係がうっとおしかったから」
- 「忙しすぎて嫌だったから」
- 「田舎で遊びに行けない立地だったから」
- 「残業代が出なかったから」
- 「上司とそりがあわなくて」
- 「仕事にやりがいを感じなかったから」
- 「研修や教育などの仕組みがなかったから」
なんて、あまり面接では言えないような言葉が続いてしまいます。でも、ほとんどの転職する薬剤師の方の転職の理由というのは、こういう不平不満が原因となっているのが本音と言っていいでしょう。
このまま伝えたら、面接は成功しない。
当たり前ですが、このまま転職理由を不平不満のまま伝えてしまうと転職活動が成功することはありません。
人事担当者や今後上司になる方が面接したときに、前の職場の不平不満を言われてしまったら、採用後自分たちにも同じ不平不満を感じしまう人、すぐにやめてしまう人と判断されてしまうからです。
「忙しすぎて、残業も出ないし、遊びに行く暇がない」
という方であれば
「○○認定薬剤師の資格を取り、より○○に専門特化した能力を磨いて、○○に貢献する薬剤師になりたいと強く感じていました。」
と根も葉もないウソをついても構わないのです。
なぜなら、人事担当や採用担当者も、それが本音でないことはわかっています。「本音でしか話せない」人というのは、コミュニケーション力が低く、職場でもトラブルを起こしやすいのです。
「嘘がつけない正直な人」よりも「嘘をついてでも、円滑に目的達成を重視する人」の方が”仕事では”何倍も魅力的なのです。
変換する最善の方法
転職コンサルタントに本音を話したうえで、前向きな回答方法を聞く
一番簡単に解決できる方法がこれです。
転職コンサルタントというのは、毎月20人、30人の薬剤師と面談をして、年間では数百枚の履歴書を見ている人です。転職理由の引き出しは数百以上あるやはりプロなのです。
転職コンサルタントには本音で状況を話して、そのうえで、面接時に話すべき転職理由をアドバイスしてもらうのが最良の方法なのです。