今までの経験で一番大きな失敗は
今までの経験した中で一番大きな失敗というのは何でしょうか?この質問は意外に簡単な質問です。完璧な回答を用意しておきましょう。簡単な理由は、面接官が聞きたい意図が明確だからです。
今までの経験で一番大きな失敗は?で面接官がチェックする点
- 失敗した時にどう思ったか、どう感じたか
- 失敗した時の教訓をどう生かしているか
- 失敗した時の教訓を生かした結果
この2点だけと言っても良いでしょう。
採用側の企業にとって人材を見極めるポイントは
- 失敗しない人
ではなく
- 失敗を繰り返さない人
なのです。
失敗しない人は世の中にいないので、失敗しても同じ失敗を繰り返さない人を採用側は望んでいるのです。「今までの経験で一番大きな失敗は?」という質問は改善能力がある人かどうかを見極めるための質問と言えるでしょう。
- 失敗:「寝坊によって遅刻をしてしまった」
- 感じたこと:「同僚へ迷惑をかけてしまったこと、患者さんにも間接的な迷惑がかかったことに申し訳ない気持ちがあった」
- 改善:「目覚ましを1つから3つに増設した」
- 結果:「その後一度も遅刻をしたことはありません。」
というようなストーリーで話せば、遅刻という最低な失敗の話でも良いのです。ただし、失敗改善のエピソードが豊富になるようであれば、できるだけ大きな失敗の方が改善の振り幅が大きくなるため、改善能力は高いと判断されるはずです。