雇用条件提示後の条件アップは難しい

実は、面接が進んで雇用条件が提示された段階からの条件アップ交渉は非常に難しいといっていいでしょう。この雇用条件は、元々その前の面接で「あなたの希望年収はどれくらいですか?」という質問と、面接での人材評価から算出された会社の決定なのです。その段階で「年収はこれぐらいないと」と駄々をこね出すと「採用後も、給与改定時の面談で毎回給料アップでクレームを入れてくるのではないか?」と一気に人事担当が及び腰になってしまう可能性が高いからです。

キャリアコンサルタントに一任するのがベスト

雇用条件の提示が終わってしまった段階では、条件アップの交渉はキャリアコンサルタントに任せましょう。多少、キャリアコンサルタントの能力に依存してしまう可能性はあるのですが、第三者から「Aさんは是非貴社で働きたいと考えているのですが、御社の競合のB社から年収が50万円高い条件が提示されて迷っているようです。多少条件を上げることは可能でしょうか。ここまであげて頂ければ責任をもって御社がいいとプッシュします。」と言ってもらったほうが、あなた自身のカドは立たずにスムーズに条件アップができる可能性があるのです。

一回目の面接からビビらずに希望年収を言う

転職活動に慣れていない方は、「希望年収はいくらですか?」と聞かれた場合についつい少なめに言ってしまう方が多いようです。

もちろん、年収は低ければ低いほど、面接は通りやすいという側面があるのですが、強気で高めの年収を希望してくる人というのは面接での印象が伴ってさえいれば、「それだけ優秀な価値のある人」と人事担当者も捉えてくれるのです。

転職先はかなり多くの選択肢があるのが薬剤師なので、はじめは希望年収を妥協せずに伝えるようにしましょう。それで平均的な転職活動期間の1ヶ月を過ぎても、どこも面接が通らないというような状況になってはじめて条件の妥協を考えるべきなのです。