妊婦・授乳婦専門薬剤師
妊婦・授乳婦専門薬剤師とはどんな資格でしょうか?ここでは、妊婦・授乳婦専門薬剤師について解説します。
妊婦・授乳婦専門薬剤師とは
妊婦・授乳婦専門薬剤師とは、日本病院薬剤師会が認定する専門薬剤師の資格。妊婦・授乳期における薬物療法に関する高度な知識と技術、倫理感を持ち、母体の健康と母乳保育に配慮しながら、胎児・乳児の薬物有害作用に配慮して薬物療法ができるスペシャリスト。
妊婦・授乳婦専門薬剤師になる基準
- 申請時において妊婦・授乳婦薬物療法認定薬剤師であり、かつ、日本産科婦人科学会、日本小児科学会、日本先天異常学会のいずれかの会員であること。
- 日本医療薬学会、日本薬学会、日本薬剤師会学術大会、上記妊婦・授乳婦領域の学会、関連する国際学会、全国レベルの学会あるいは日本病院薬剤師会ブロック学術大会において、妊婦・授乳婦領域に関する学会発表が3回以上(うち、少なくとも1回は発表者)、複数査読制のある国際的あるいは全国的学会誌・学術雑誌に妊婦・授乳婦領域の学術論文が2編以上(うち、少なくとも1編は筆頭著者)の全てを満たしていること。
- 病院長あるいは施設長等の推薦があること。
- 日本病院薬剤師会が行う妊婦・授乳婦専門薬剤師認定試験に合格していること。
妊婦・授乳婦専門薬剤師になる方法
- 妊婦・授乳婦領域に関する学会発表が3回以上、学術論文が2編以上
- 病院長あるいは施設長等の推薦
- 申請する
- 妊婦・授乳婦専門薬剤師認定試験に合格する