感染制御専門薬剤師
感染制御専門薬剤師とはどんな資格でしょうか?ここでは、感染制御専門薬剤師について解説します。
感染制御専門薬剤師とは
感染制御専門薬剤師とは、日本病院薬剤師会が認定する専門薬剤師の資格。感染制御に関しての高度な知識や技術、実践能力などを備えて、感染制御に関する治療をするスペシャリスト。感染症治療にかかわる薬物療法を適切に遂行することを目的としている。
感染制御専門薬剤師になる基準
- 申請時において、感染制御認定薬剤師あるいはICD制度協議会が認定するインフェクションコントロールドクター(以下「ICD」という。)の資格を有している者であり、かつ、ICD制度協議会に加盟している学会・研究会のいずれかの会員であること。
- 日本医療薬学会、日本薬学会、日本臨床薬理学会、日本TDM学会、ICD制度協議会に加盟している学会・研究会、日本薬剤師会学術大会、関連する国際学会あるいは日本病院薬剤師会ブロック学術大会において感染制御領域に関する学会発表が3回以上(うち、少なくとも1回は発表者)、複数査読制のある国際的あるいは全国的な学会誌・学術雑誌に感染制御領域に関する学術論文が2編以上(うち、少なく
- とも1編は筆頭著者)の全てを満たしていること。
- 病院長あるいは施設長等の推薦があること。
- 日本病院薬剤師会が行う感染制御専門薬剤師認定試験に合格していること。
感染制御専門薬剤師になる方法
- 感染制御領域に関する学会発表が3回以上、感染制御領域に関する学術論文が2編以上
- 病院長あるいは施設長等の推薦
- 申請する
- 感染制御専門薬剤師認定試験に合格する