HIV感染症薬物療法認定薬剤師
HIV感染症薬物療法認定薬剤師とはどんな資格でしょうか?ここでは、HIV感染症薬物療法認定薬剤師について解説します。
HIV感染症薬物療法認定薬剤師とは
HIV感染症薬物療法認定薬剤師とは、日本病院薬剤師会が作った資格制度。HIV感染症治療における薬物療法に関す
る高度な知識、技術、倫理観を持って、最適な治療を実行することを理念としている。
HIV感染症の病態や医薬品の薬理作用、体内動態、相互作用、副作用などの知識を持ち、症状にあった薬物療法を医師や医療従事者、患者さんに提案できることを認定する資格。とくに最新のHIV感染症治療に関する薬剤情報の収集なども必要とされている。
HIV感染症薬物療法認定薬剤師になる基準
- 日本国の薬剤師免許を持っていること
- 薬剤師としての実務経験が5年以上あること
- 日本病院薬剤師会あるいは日本薬剤師会の会員であること
- 別に定める学会のいずれかの会員であること
- 日本病院薬剤師会生涯研修履修認定薬剤師、日本医療薬学会認定薬剤師、薬剤師認定制度認証機構により認証された生涯研修認定制度による認定薬剤師、あるいは日本臨床薬理学会認定薬剤師であること
- 病院または診療所、保険薬局に勤務し、HIV感染症患者に対する指導を3年以上行っていること
- 日本病院薬剤師会が認定する研修施設において、HIV感染症関連の実技研修を16時間以上履修していること、または、研修施設において3年以上、HIV感染症患者に対する指導に従事していること。
- 日本病院薬剤師会が認定するHIV感染症領域の講習会、及び別に定める学会が主催するHIV感染症領域の講習会などを所定の単位(10時間、5単位)以上履修していること。
- HIV感染症患者に対する指導実績が30症例以上を満たしていること。
- 病院長あるいは施設長等の推薦があること。
- HIV感染症薬物療法認定薬剤師認定試験に合格していること
HIV感染症薬物療法認定薬剤師になる方法
- 日本病院薬剤師会が認定するるHIV感染症領域の講習会などを10時間、5単位以上受ける
- HIV感染症薬物療法認定薬剤師認定試験に合格する
- 申請する