がん薬物療法認定薬剤師
がん薬物療法認定薬剤師とはどんな資格でしょうか?ここでは、がん薬物療法認定薬剤師について解説します。
がん薬物療法認定薬剤師とは
がん薬物療法認定薬剤師とは、日本病院薬剤師会が作った資格制度。がん薬物療法の知識やスキルを持った薬剤師が認定される。薬剤師としての実務経験を5年以上有し、がん薬物療法認定薬剤師認定試験に合格する等の申請資格が必要。資格取得までのハードルが高い分、信頼性も高い。
がん薬物療法認定薬剤師になる基準
- 日本国の薬剤師免許を持っていること
- 薬剤師としての実務経験が5年以上あること
- 日本病院薬剤師会あるいは日本薬剤師会の会員であること
- 別に定める学会のいずれかの会員であること
- 日本病院薬剤師会生涯研修履修認定薬剤師、日本医療薬学会認定薬剤師、薬剤師認定制度認証機構により認証された生涯研修認定制度による認定薬剤師、あるいは日本臨床薬理学会認定薬剤師であること
- 日本病院薬剤師会が認定する研修施設において病棟業務(薬剤管理指導業務)、抗がん薬注射剤混合調製、薬物血中濃度モニタリング、緩和ケア等の実技研修を3ヶ月以上履修していること
- または、3年以上、がん薬物療法に従事していること
- 日本病院薬剤師会が認定するがん領域の講習会、及び別に定める学会が主催するがん領域の講習会などを所定の単位(40時間、20単位以上)履修していること。ただし、40時間のうち日本病院薬剤師会主催のがん専門薬剤師に関する講習会12時間、6単位以上を取得すること。
- がん患者への薬剤管理指導の実績50症例以上(複数の癌種)があること
- 病院長あるいは施設長等の推薦があること。
- がん薬物療法認定薬剤師認定試験に合格していること
がん薬物療法認定薬剤師になる方法
- 日本病院薬剤師会が認定するがん領域の講習会を40時間、20単位以上受ける
- がん薬物療法認定薬剤師認定試験に合格する
- 申請する