認定薬剤師でキャリアアップ
薬剤師には薬剤師の認定制度というものがあります。これは、医療や薬学の高度化や専門化がすすむなか、特定領域において専門的な知識や高度な技術、スキルを持つ薬剤師を認定するものなのです。認定薬剤師になれば、転職の際に有利になることも増えてきています。
認定薬剤師とは
薬剤師の認定制度で各種団体から認定証をもらった薬剤師のことをいいます。現在、1万人以上の薬剤師が各種認定制度で認定を受け、認定薬剤師として働いている。
薬剤師の認定が受けれれば、企業や薬局もより具体的に必要な能力のある薬剤師を見極めることができるため、最近では認定薬剤師指定の求人募集も増えてきている。もちろん、専門的なスキルが必要なため休日や年収の手当も優遇されている。
認定薬剤師の種類
- 研修認定薬剤師
- 認定実務実習指導薬剤師
- がん薬物療法認定薬剤師
- 感染制御認定薬剤師
- 精神科薬物療法認定薬剤師
- 日本病院薬剤師会認定
- HIV感染症薬物療法認定薬剤師
- 日本病院薬剤師会認定
- 妊婦・授乳婦薬物療法認定薬剤師
- 日本病院薬剤師会認定
- 漢方薬・生薬認定薬剤師
- 緩和薬物療法認定薬剤師
- プライマリ・ケア認定薬剤師
- 認定指導者(認定指導薬剤師)
- 在宅療養支援薬剤師
- スポーツファーマシスト
- 救急認定薬剤師
- 抗菌化学療法認定薬剤師
認定薬剤師になるための方法
認定薬剤師になるためには、各団体が定めた認定条件をクリアする必要があります。
研修認定薬剤師の場合
- 研修を受ける40単位以上(最長4年以内、毎年5単位以上)
- 認定手数料を支払い、申請する
- 研修認定薬剤師として登録される
これが初期の認定までの流れです。初期取得のあとは3年ごとに更新が必要になる。