薬剤師の人数が過剰に

薬剤師は転職市場でも、売り手市場であり年収UPを狙える高額募集も多いのが実際のところである。しかし、今後薬剤師の需給バランスが崩れ、薬剤師過多になる可能性があるという。実際に超高齢化社会のなかでも薬剤師は増えすぎてしまうのだろうか。

実際に現在は人口1000人当たりの薬剤師の人数は、1.21人と先進諸国の中で最も高い数字になっている。また、このペースで増え続けると、2027年に薬剤師は40万人を超えると予測されているのである。これは今の5万人に比べると約8倍まで増加すると言われている。実際この予測は厚生労働省は「薬剤師問題検討会」が出したもので、眉唾な数字ではあるが、増えていくことは間違えないだろう。

しかし、医薬分業の推進、病棟薬剤師の進出など追い風の要素がある一方、ネットでの医薬品販売など店舗常駐の薬剤師人材が必要ない流通チャネルが一般化してしまえば、今のドラッグストアの採用ニーズが減ってしまう可能性もあるのだ。

高齢化社会の中で売り手市場と叫ばれ、薬学部の新設や入学者の増加が伸びている現状では、薬剤師過剰になる可能性も否定できないのが実際のところである。転職を考えているのであれば、ここ数年が一番自分の市場価値を高められるタイミングではないだろうか。