青森県で薬剤師不足が顕著に

青森県で薬剤師の不足が深刻化しているとのこと。薬剤師数は毎年増加傾向にあるが、病院からの処方箋枚数がその増加率を超えてしまっているというのだ。もちろん、これは青森県に限ったことではなく、東北での薬剤師不足が顕著ということが言えるだろう。

青森県では、病院からの処方箋受取率は2011年度で70.6%と、全国で10番目に高い。これは20%も10年間で増加しているとのこと。一方で薬剤師の割合を示す人口10万人あたりの薬剤師数は、全国45位の120.9人。処方箋が多く、仕事が多いが薬剤師が足りないことを示すデータといえるだろう。

青森市内で薬局を経営する県薬剤師会の高橋学専務理事は「薬剤師の負担は増えているのに、求人を出しても人材を確保できない。在宅医療に力を入れたいが、今は薬局での調剤業務で戦力をやりくりしている状況」と状況を説明している。

薬剤師ひとりあたりで処理できる処方箋数の上限が1日40枚と決まっている現状では、かなり厳しいと言える。しかし、逆に言えば、転職を検討している薬剤師の方で「大幅な年収アップ」というものを目指しているのであれば、需要が多く、供給が追いついていない青森県に狙いをつけるのもいいのではないだろうか。

実際に、2011年度の平均年収は青森県が592万に対し、東京都が507万と約100万円も年収が違うのだ。物価の違い、賃貸家賃や食費の違いも考慮すれば、お金を稼ぐという目的では地方への転職というのは大きな検討すべき方法といえる。