薬剤師の就業施設の構成比
薬剤師は、薬局で働く方bが多いのでしょうか?それとも、病院で働く方が多いのでしょうか?一般企業で働く人が多いのでしょうか?意外に知らない薬剤師の就業施設構成比をご紹介します。
2010年の就業施設別の薬剤師数
種類 | 薬剤師数 | 割合 | |
---|---|---|---|
薬局 | 合計 | 145,603 | 52.7% |
開設者 | 18,884 | 6.8% | |
従事者 | 126,719 | 45.8% | |
病院・診療所 | 52,013 | 18.8% | |
医薬品企業 | 合計 | 47,256 | 17.1% |
製造 | 31,916 | 11.5% | |
販売 | 15,340 | 5.5% | |
大学 | 7,538 | 2.7% | |
行政 | 6,303 | 2.3% | |
その他 | 17,780 | 6.4% | |
計 | 276,517 | 100.0% |
薬局で働く人が約半数というのは想像通りですが、開設者がそのうちの13%ほどを占めている。8人に1人は薬局オーナーということになる。また、病棟薬剤師も、最近では話題になっているが、18.8%ともうすでに結構な割合で病院勤務の薬剤師がいるということも驚きである。製薬メーカーでは、高給取りのMR(営業)よりも、製造に携わる方が2倍以上という結果になっている。
薬剤師の数が少ないということは、今後ニーズが増える可能性がある。転職を考えているのであれば、薬剤師の少ない大学や行政を狙ってみるのもひとつの方法だろう。