一般企業の薬剤師に転職

薬剤師の資格だけで将来が安泰という時代は、もうすでに終わりが近づいています。2027年には薬剤師の数が今の8倍の40万人を越すのではないかとも言われており、薬剤師が過剰になってしまう危険性もあるのです。そんな中で今のうちから一般企業への転職を考える薬剤師の方も多いようです。

一般企業の薬剤師とは

高齢化社会の到来とともに、健康食品や化粧品、医薬品などの商品を製造するメーカーが増えてきています。今までは、全く別の商品を販売していたが人口が減る日本では市場の拡大が期待できないと思い別の市場への挑戦をかかげる企業も少なくありません。例えばフジフィルムが化粧品市場への展開を図り成功したのは最もその状態を表す事例ともいえます。

そんな中で、これらの化粧品メーカー、健康食品メーカーなどは、将来的に品質管理部門の責任者を雇用したいと考え、薬剤師免許を持っている方を積極的に採用することが増えてきているのです。

一般企業の品質管理部門の仕事とは

内勤勤務で、勤めているメーカーの自社製品の品質管理や薬事チェック、提携企業とのアライアンス、商品開発部門への情報提供などが主な仕事になります。特に化粧品や健康食品を扱うメーカーでは、広告・マーケティング部門や商品開発部門も、品質管理部門へアドバイスやチェックを求めてくる機会も多く、様々な部署の方と連携しながら仕事をすることが求められます。

一般企業の薬剤師に転職するメリット

どうしても、調剤薬局などでは、一般企業で働いている方との接点が薄く、知識も専門性は高いものの偏った知識になり、将来的な仕事の選択肢というのも限られてしまうことに不満を持つ薬剤師の方も多いようです。これが一般企業で働くと、他部署との連携、他の企業の方との提携交渉などの人脈作りから、販売、企画、商品開発など幅広い分野の知識が身につくことができます。自分の扱った商品がCMで流れて、売上が伸びるなどの目に見えるやりがいというのも、調剤薬局とは違ったメリットと言えるでしょう。