中小規模の薬局へ転職する

大手の薬局チェーン店から、中小規模の薬局への転職を考えている薬剤師の方も多いと思います。ここでは中小規模の薬局へ転職するメリット・デメリットを解説します。

中小規模の薬局へ転職するメリット

給料が高い

1,000人以上の薬局の場合の薬剤師の平均年収は572万円です。対して10人~99人の薬局の薬剤師の方の年収平均は617万円です。約45万円ほど中小規模の薬局の方が年収が高いのです。

転勤がない

全国に店舗を持つ大手薬局チェーンと違い、中規模の薬局チェーンでも同じ都道府県内やそれよりも小さい地域でまとまって出店しているケースが多いです。そのため、転勤があったとしても、同じエリア内に限られるのです。

残業が少ない

大手であればあるほど、薬局としては多くの従業員や店舗を管理するために、報告書や提出物などの資料作成やデータ打ち込みが多く必要になります。つまり、その分勤務時間が長くなってしまうのです。

経営者との距離が近く、責任もある

薬局であれば、従業員が少ないため、経営者や上司との距離も近くなります。自分の意見が通る確率も高くなるため、責任と同時にやりがいも見つけやすいと言えるでしょう。

中小規模の薬局へ転職するデメリット

スキルアップのための研修や勉強会は大手の方が良い

大手の薬局チェーンは、研修や勉強会などのスキルアップの機会が多いことや大手であるからこその豊富な実績データなどがあるため、スキルアップしやすい環境と言えるでしょう。中小の場合は、OJTに就く先輩の能力によって、教育レベルに大きく差が出てしまいます。

平均年齢が高くなってしまう

中小規模の薬局の場合、薬剤師の年齢構成比がどうしても高くなってしまいます。1,000人以上の薬局では平均年齢は36.9歳ですが、10~99人の薬局では平均年齢は44.4歳です。年齢が高い人が多いほど、世代間のギャップなどに遭遇する確率は高くなり人間関係のトラブルも増えます。ただし、若者が少なければその分丁寧に扱ってくれる職場もあるので、一概にデメリットだけではありません。

情報のスピードは自分次第になってしまう

大手の薬局チェーンであれば、薬剤師に関連する多くの情報が入ってきます。新しい資格のことであったり、新しい法律のことであったり、他の店舗での成功事例などです。しかし、中小の薬局の場合は、自力で情報を集めなければなりません。