薬剤師転職サイト選びで失敗しない方法

薬剤師の方が転職する際には、薬剤師転職サイトや薬剤師人材紹介サービスは、転職を左右すると言っても過言ではありません。ここでは薬剤師転職サイトを比較検討する上で失敗しない方法を解説します。

1.キャンペーンや転職支援金などは期待してはいけない。

転職サイトのビジネスモデルを紐解くと、薬剤師さんが欲しい企業にその転職サイトが紹介した薬剤師の方が転職することになったら、成功報酬で年収の20%を企業からもらう。というようなビジネスモデルが一般的です。つまり、転職支援金などがある場合は、この成功報酬から捻出されることになります。その場合、必然的に成功報酬の高い企業を勧めないとわりに合わないことになります。成功報酬の高い企業というのは、あまり誰も入りたくないから、高い成功報酬を出しても薬剤師さんを集めたいのです。これでは、条件のいいところへの転職というのはあまり望めないでしょう。

2.調剤薬局チェーンのグループ会社などは、合格率が高くなる。

薬剤師専門の転職サイトや人材紹介サービスでは、一般的にリクルートやマイナビのように転職支援サービスを全面的に展開している大手企業と、調剤薬局チェーンの大手や医薬品卸の大手など、医療業界に特化した大手企業のグループ会社であるパターンがあります。後者であれば、同じグループ内の募集案件は多く、全く同じ能力の人材だとしたら、同じグループの転職サイト経由の人を採用するはずです。そうすれば、その大手企業の連結決算が良くなるからです。入りたい調剤薬局などがあれば、そのグループ会社に転職サイトがないか、確認してみるのもひとつの方法です。

3.転職支援サービス大手よりも、医療業界に特化した転職サイトが良い。

転職支援サービスを全業界で行っている企業には、転職のノウハウが多くあります。しかし、売り手市場の薬剤師の方の場合は、転職の細かいノウハウよりも、いい条件の求人案件があるか、ないかの方が重要なのです。病院も、薬局も、閉鎖的な業界であることは間違えないため、医療業界に特化して、長く運営している転職サイトの方が掘り出し求人案件があることが多いのです。

4.必ず3社以上の転職サービスを利用すべき

利用すること自体は無料です。また、薬剤師の方で転職サービスを使ったことがない方であれば、どういう方法が正しいのか?この転職コンサルタントの言っていることは合っているのか?本当に自分の希望の求人何件はこれだけしかないのか?など、比較検討をすることができないのです。

複数の転職サービスを利用していれば、A社の対応は良くないけれども、C社はいい。B社は製薬メーカーの求人が少ないけれども、A社は多いなど、比較することができるのです。比較できれば、そこから自分にあった方の転職サービスを重点的に転職活動を行えばいいのです。

5.面接前にのアドバイスの質で、転職サイトの実力がわかる

転職サイトによって、面接へのアドバイスの精度が違います。これは、登録する薬剤師さんへの対応が役割の人と、採用する企業の開拓が役割の人が分業しているから起こるのです。大手企業は、ほとんどの場合、上記の分業制を引いているため、面接や病院や薬局の雰囲気など、実際に行ってみないとわからないことについては答えられません。そのため、どうしても当たり障りのない面接のノウハウのようなアドバイスになっているのです。

一方、多少小規模の転職サイトや、医療業界に特化した転職サイトの場合、薬剤師さんへの対応と薬局や企業の開拓を同じ人がやっている場合があるのです。同じ人がやっていれば、実際に訪問もしているし、採用担当者とも話をしているため、どういう方なのか、どういう雰囲気なのか、どういうことに気をつけている方なのか、を把握しています。さらには、自分の成績になるため、なんとしても入職してもらう努力をしてくれるのです。

6.対応スピードで転職サイトの実力がわかる

転職で重要なのはタイミングです。企業が採用したいタイミングと、薬剤師の方が転職したいタイミングがばっちり合えば、すんなり転職が決まるのです。タイミングの重要性を理解している転職サイトの担当者は、質問や日程調整などの返答のスピードが段違いです。交渉が必要で進捗がない場合でも、そのことを連絡してくれるでしょう。

質の悪い転職サイトは、連絡が遅く、転職活動がなかなか進まないと感じるでしょう。そう思ったら、すぐに利用している転職サイトを変えることが重要です。

7.転職サイトは、最後は求人案件の質

転職を成功させるためには、その転職サイトが持っているあなたの希望にあった求人がどのくらいあるのか?が最後には問われてきます。その数が少ないのであれば、やはりチャレンジできる数も減ってしまうので、成功の確率も下がってしまいます。転職サイトは登録して、自分の条件にあった求人の数で最後は決めるのがいいでしょう。