薬剤師転職サイトの賢い使い方

薬剤師の方が転職される時には、薬剤師転職サイトが便利です。以前まではハローワークで転職先を探すことが一般的でしたが、ここ10年は薬剤師の存在価値が上がってきたため、一般の企業以上に薬剤師の転職支援を行うサービスが急増しているのです。ただし、薬剤師転職サイトをきちんと使いこなすにはいくつかのポイントがあります。ここでは、薬剤師転職サイトを使いこなすポイントを紹介します。

登録や相談は無料。3つ以上の転職サイトを併用する

転職サイトや転職サービス、人材紹介サービスといったものは、転職する人=薬剤師の方は利用が無料なのです。では、転職サイトや人材紹介サービスを行っている会社はどうやって利益を出しているのでしょうか?これは薬局や企業が採用が決まった時に成功報酬として、採用が決まった人の10%~30%を企業や薬局から受け取るビジネスモデルなのです。そのため、利用する人にとっては無料でサービスが使えるのです。

ではなぜ、複数の転職サイト、転職サービスを併用するべきなのでしょうか?

1.転職サイト、転職サービスによって、扱っている募集の数や種類が違う

転職サイトによって、取り扱っている募集の数や種類が違うのです。これは、大手の転職支援会社であれば、全国に拠点があり、何百人と営業を抱えて病院や企業に「薬剤師の募集はありませんか?」と営業をします。つまり、営業の数や質、展開している地域やコネクションによっても、病院や薬局、企業の募集の数が違うのです。最近では、医療業界から転職サイトなどの事業を始めるケースも多くあります。たとえば、大手の調剤薬局チェーンの会社が転職サイトを事業としてはじめる場合は、そのグループの人材募集の案件はほかの転職サイトよりも、質も数も高くなる場合が多いのです。

2.転職サイト、転職サービスによって、応募条件にも差が出る

同じ病院の調剤薬局でも、転職サイトによって、募集条件が違うこともあります。これは、病院側が転職サイトに支払う採用の成功報酬の費用が転職サイトによって10%だったり、30%だったりします。つまり、手数料が10%の転職サイトであれば、その分、年収を手厚くすることができるのです。

3.キャリアコンサルタントによって、転職の成功が変わってくる

転職キャリアコンサルタントとは、転職サイトや人材紹介サービスで、薬剤師と採用をしたい企業や病院、薬局の間を取り持つ人です。キャリアコンサルタントの話し方がうまかったり、履歴書への指摘が的を得ていたり、面接で聞かれることを的確に教えてくれたり、このキャリアコンサルタントの質しだいで、転職の成功の割合は大きく変わってくるのです。これは、大手企業であればキャリアコンサルタントの質が高いかというと、そうでもありません。小さい転職サービスの方が、転職希望の薬剤師が限られているため、ひとりひとりを大事にしてくれて熱心に病院側にすすめてくれるケースもあるのです。多くの場合は、人によって当たり外れが大きいのがキャリアコンサルタントなのです。

 

転職サービスを一本に絞るのはリスクが高い

以上のような状況があるため、転職サイトや転職サービス、人材紹介サービスを一本に絞って転職活動をすすめるのは、リスクが大きいのです。良くない転職サイトにあたってしまったら、もっといい条件の案件を見逃してしまうかもしれません。複数の転職サイトを併用するのは、確かに手間でもありますが、最低でも3つの転職サービスは併用することをおすすめします。