調剤薬局の経営データ

薬剤師の転職を考える際に、調剤薬局を選ぶ方も多くいるのではないでしょうか。ここでは会計事務所グループで有名なTKCの発表しているTKC経営指標(速報値)から、平成24年9月決算~平成24年11月決算の調剤薬局の経営データをご紹介します。薬剤師転職の参考にしてください。

調剤薬局の経営データ

業種名調剤薬局
黒字企業(件)356
黒字企業割合(%)66.9
平均売上高(千円)346,736
対前年売上高比率(%)102.6
限界利益率(%)34.5
人件費(千円)76,663
労働分配率(%)64.1
その他の固定費(千円)31,796
経常利益(千円)11,104
売上高経常利益率(%)3.2
損益分岐点比率(%)90.7
1人当り売上高(千円)1,813
1人当り限界利益(千円)625
1人当り人件費(千円)400
平均従事員数(人)15.9
  • 小売業の中では、一番黒字企業割合が高い66.9%
  • 年間売上の平均は3億4673万円
  • 一人あたりの人件費は40万円
  • 平均従業者数は15.9人

同じ集計の中で比較されている小売業37種のうち、黒字企業の割合が一番高いのが調剤薬局である。やはり、経営は現段階では健全な業界と言えるだろう。一人あたりの人件費は40万円と小売業のなかでは高い水準である。労働分配率という粗利に対する人件費の割合も、64.1%と非常に高く、人件費が調剤薬局のコストの3分の2を占める結果である。

企業規模が小さい中小企業の方が経営がいい状況であり、かつ必要なコストの中の大部分が人件費に当てられている状況を見ると、企業規模が小さい調剤薬局の薬剤師の方が大企業よりも高い給料水準であることが証明されているのではないだろうか。

転職の際には、企業規模の小さいところを狙うという選択肢も、年収UPのためにはいい方法と言えるだろう。